パソコン初期設定は簡単?難しい?自分でできる?

このページではWindows11のパソコン初期設定について詳しく解説します。
パソコンの初期設定について徹底解説
まずパソコンを買ったら最初にすることは初期設定です。
Windows11のパソコン初期設定は難しくなり、Microsoftアカウントやライセンス認証など手間が増えました。

インターネット環境も必須になったことも大きく変化したポイントです。
ワードやエクセルを使いたくても、パソコンの初期設定をしないとすぐには使えません。

パソコン初期設定に要する時間はどの範囲まで行うかにより変わりますが、
すべて設定すると3時間~8時間程かかります。

Windows11の初期設定は難しい

初心者の方はヤマダ電機、ジョーシン、ケーズデンキなどパソコンを買うときに初期設定を依頼できます。
初期設定の料金は簡単なセットアップだけで1万円ほど。
セキュリティなどフルコースで頼むと3万円~5万円程になります。

パソコン設定は時間もかかるので費用は高くなりがちですが、
お得に依頼する方法があります。

パソコンのセットアップは買ったお店だけではなく、パソコン初期設定業者に直接依頼できます。
そしておすすめはPCDELIGHT。
量販店と同じ内容を依頼できて費用は3分の1程度。

Windows11ではアカウント、ウイルスバスター、USB、データ移行など準備するものがありますが、これらも全部お任せできて1万円少々。
自分でするより安くて早いので、初心者には特におすすめです。

Windows11のパソコン初期設定は難しい

パソコン初期設定とはパソコンを使えるようにする最初のセットアップです。

初心者には聞きなれない専門用語がありますが、パソコンをウイルスから守り、データ漏洩を防ぎ、ワードやエクセルを使う設定をして、不具合を防ぐ対策をします。
色んなカスタマイズを最初にすることで強靭でサクサク快適なパソコンに仕上がってきます。
上級者になると自作パソコンといって自分でパーツを買ってきて、プラモデルのように組み立てます。
この工程にも初期設定が必要です。

実際には1時間ほどのOSセットアップをすればOSは動くようになりますが、
ライセンス認証をしないと「このWindowsは正規品ではありません」と表示されたり、使いたいソフトが使えないなど色々面倒なので
多少お金がかかっても最初はしっかりと整えておくと安心です。

Windows11のPC初期設定は自分でできますか?

パソコン初期設定の所要時間はすべて行うと5時間~8時間の目安になります。
Windows11のPCはマニュアルがなかったり、「メーカーの有料サポートに問い合わせてください」というものもあります。

2024年版 マニュアル一例 
Windows11のパソコン初期設定が難しい理由その1

わからない時は有料サポート窓口に問い合わせることになります。

Windows11のパソコン初期設定が難しい理由その2

問い合わせ窓口は電話ですぐに聞く事ができず、アカウントを作り、チャットやメール連絡から始める必要があるので、土日を挟んだりすると返信を待つだけで数日かかります。
調べながらだとPCの初期設定に膨大な時間や中途半端にサポート費用をかけてしまうため、

購入店や初期設定専門店でお願いする方が断然スムーズです。


それでは次に、パソコンの初期設定を自分でする時の注意点と、お店に依頼する場合のおすすめポイントを紹介します。

パソコン初期設定は難しい?自分でできる?

パソコンの初期設定は自分で出来る人と出来ない人がいます。自分で出来る人とはWi-Fi環境があり、OneDriveやBitlocker、Microsoftアカウントなどについて詳しく理解できる人です。
パソコンを組み立てたりブログをかける人は問題ないかと思いますが、パソコン買い替え時のデータ移行や初期設定は一番大変なので、やりたくない作業でもあります。

Windows11はインターネットが必要なので、インターネットが無ければ環境的に自分でPC初期設定ができません。
機種によってはパソコンを開くとといきなり電源が入り、中断できなくなるので注意しましょう。

パソコンの初期設定がわからない場合のおすすめ方法

パソコンの初期設定費用はいくらかかりますか?

どこまで頼むかによって変わりますが、
完璧な状態までフルコースのパソコン初期設定を依頼した場合、
ヤマダ、ヨドバシ、ケーズなど家電量販店では最大5万円程。
パソコン設定専門業者のPCDELIGHTは13000円程。
自分でするとタダです。(実際にはウイルス対策ソフトやUSBなどで10000円~14000円ほどかかります)

ウイルスバスターの料金よりも安い


Windows11のパソコン購入から初期設定をして使い始めるまでの流れ

パソコン初期設定サービス

パソコンの選び方がわからない人は家電量販店がおすすめです。
自分にあったパソコンをその場で見ることができます。

◎ヤマダ電機など家電量販店のPC設定料金を比較

ヤマダ電機やケーズデンキなど家電量販店ではパソコンを買うとポイントをもらえることがあります。
このポイントは他の商品に使えるので、パソコン以外にプリンタやゲームなどを買う予定があれば、先にパソコンを買い、そのパソコンでついたポイントを使って他の商品に使う事もおすすめです。


初期設定費用は高くに見えますが、時間のかかるWindowsUpdateやリカバリーディスクまで作成してくれるので設定の内容では安心感が高いでしょう。
逆に、自宅まで訪問されて1時間で終わるような内容は、Windowsのセットアップしかやってくれない事が多いので注意です。

ヤマダ電機やジョーシンでパソコンを買う場合の初期設定料金
お店で 「初期設定はサービスでやっておきますよ」
ネットで 「パソコンの初期設定は自分でも簡単にできる」
友達から 「初期設定なんてすぐ終わるでしょ?僕がやってあげるよ」


と言われるのもこの部分までの事です。

中途半端な設定は、結局あとからウイルス対策をしたり、ポップアップが沢山でてきたり、
不具合やウイルス感染のリスクなどに大きく違いが出てきます。


心配な人はPC設定専門店のPCDELIGHTや量販店の内容が充実したプランを選んでおくことをおすすめします。



それでは次に、マニュアルには書いていないパソコンの初期設定について具体的に解説します。
まず、電源を入れて初期設定を始めます。
例えば下の写真はPCの電源を入れたあと、初期設定画面の一部になります。

パソコン初期設定の手順1

普通だと「次へ」を押してしまいますが、Windows11を安全に使いたい場合は「次へ」を押してはいけません。
なぜなら、この画面で「次へ」を押してしまうと、PCに保存した写真や文章をネット上に転送することになってしまいます。

もっとわかりやすく説明すると、パソコンに保存した写真や文章が流出してしまうリスクがあります。
この画面は、Windows11のパソコンなら全て同じではありません。

PCによって表示が違いますが、ここでは左下に小さく「このPCにのみファイルを保存する」と書かれています。
ここから進むと回避することができます。

中には、この文字が隠れていて、コマンドプロンプトを使ったりスクロールをしないと見えないように隠されていることもあります。
このように、わかりづらいボタンを探し、意味を理解して進めていかないと個人情報が漏れてしまうので注意しましょう。


おすすめパソコン設定サービス

昔のパソコン初期設定といえば「次へ」をひたすら押すだけでしたが、Windows11の初期設定はよく見ないと危ない状態になってしまうので注意しましょう。
それでは次に進みます。

次に進むと、xboxの登録をするボタンが表示されます。
こちらも「次へ」を押してしまいそうになりますが、このボタンを押すと毎月1000円が引き落としされてしまいます。
不要な場合はスキップしましょう。



Windows11のパソコン初期設定方法

  1. 基本のOS初期設定 (所要時間 1時間目安)

    Windows11ではコルタナ設定から始まります。
    まずはPCのケーブルをつなぎます。
    付属のマウスがついている場合はまだ設定しませんので電源は入れないようにしましょう。

    PCの電源ボタンを押して自動表示される、一般的に初期設定といわれる範囲です。
    選択内容によってはMicrosoftに情報を収集されたりネット上にデータを自動転送されるような項目もあります。
    機種によって表示項目が違うので画面の案内をしっかり読んでゆっくりと進めましょう。
    また、メーカー(NEC、富士通、東芝、Lenovo、DELLなど)やモデルによっても初期設定方法が違います。
    何も考えずに次へ、次へと進んでいくとPC内に入力する個人情報をMicrosoftや使っている機種のメーカーに収集されてしまうので注意してください。
    始めに、「コルタナ」の音声が流れます。
    音声が不要な場合は右下のマイクアイコンから消音にする事ができます。

    NECや富士通、東芝などのメーカーモデルではメーカーへの個人情報提供に関する項目も設けられています。
    お好みで選択してチェックボックスの内容をよく確かめて進めましょう。

  2. インターネットに接続する。

    Windows11のPC初期設定をするときは、インターネットが必要です。
    ネットワークに接続し、更新やアカウント作成の準備を行います。
    インターネット環境が無い人は残念ながらここから進めることができないので、購入店や専門店で依頼する流れになります。
    既に開通済みの人は特別設定は要らないので、LANケーブルをつなぎます。Wi-Fiの場合はスマホ同様にwi-fi設定をすればインターネットにつながります。

  3. Microsoftアカウントの登録

    Windows11は、Microsoftアカウントの選択肢が増えました。
    上級者でも失敗しやすいポイントですが、ローカルアカウントではなくMicrosoftアカウントから進めましょう。
    アカウントを新規に作成するか、今所有しているメールアドレスをMicrosoftアカウントに紐づけるか選択します。

  4. 広告の停止と削除

    OSの初期設定を終えると色んな広告が出てきます。
    いらないものはアンインストールしておくと動作が速くなります。
    NECや富士通、東芝、Lenovo、DELLなどの機種では動作を大きく妨げるソフトや個人情報収集ソフト、アドウェアを入れている事があるので削除しておきましょう。
    初心者の人はどれが広告かわからないのでこの部分から自分で初期設定をすることがとても難しくなります。
    例としてはWinZIPやSinobi、VisualDiscoveryなどが入っている機種もあります。直接PCを壊すような害はなくても、ゆくゆくは何も知らずに入れたままにしておくと、パソコンを立ち上げたら色んな広告が出てきて煩わしいという事もありますので注意しましょう。
    初心者の方は見分けもつかないと思うので専門業者や詳しい方に聞きながら、どれが必要でどれを消したほうが良いか相談すると安心です。

  5. WindowsDefenderの設定または停止

    ウイルス対策が2重になっている事があるのでパソコン初期設定時にはかならず確認してください。
    スタートメニューの中にWindowsセキュリティという名前で格納されているので、こちらから有効・無効の確認を行います。

  6. ファイアーウォールの初期設定

    初心者の方はまず目にすることのなくなった初期設定項目です。
    コントロールパネルの中から設定できますが、Windows11では標準でコントロールパネルを隠されてしまったので見つけることが難しいです。

  7. Officeライセンス認証(ワード、エクセル等の使用準備)

    ワードやエクセルを使う設定です。始めにMicrosoftアカウントを作り、プロダクトキーの入力という流れですが、この部分は頻繁に初期設定のやり方が変わります。

  8. メーカー毎のファームウェア、システムの更新を行う

    NECや富士通、東芝の初期設定などではWindowsUpdate以外にも更新があります。機種によって違うのでマニュアルを見るかメーカーサポートに問い合わせ確認しましょう。
    富士通のパソコンではアップデートナビ、NECではSmartUpdateなどがあります。WindowsSモードでは解除しないとソフトのダウンロードが出来ないので必要な人はSモードの解除もしておきましょう。

  9. ブラウザ設定でインターネット利用の準備

    ブラウザとはGoogleChromeや、MicrosoftEdgeのことをいいます。

  10. WindowsUpdateで最新状態を保つ

    WindowsUpdateは自動で行われるものと手動でなければ更新が始まらないものがあります。買ったばかりのPCは手動で更新を行いましょう。 買ったばかりのパソコンはWindowsUpdateが大量にたまっています。自動更新に任せると、中途半端な状態で他のソフトをインストールしたり再起動したりして不具合が出る事もあるので初めはしっかりと更新しておいてください。

  11. リカバリーディスク(回復ドライブ)を作成する

    Windows11ではリカバリーディスクが無くても初期化できる機種があるのでリカバリーディスクは要らないと思っている方も多いのですが、この初期化機能に不具合が出ると修理が必要になり、修理代金もかなり高額になります。 というのも、ウイルス感染など初期化で直せる部分は自身での対策不良でもありメーカーの保証対象外になっているので、例えばパソコン初期設定に失敗すると保障期間内でも元に戻す作業は有料になります。 リカバリーディスクを作っておくとそんな時でも自分で直せる事が殆どなので必ず作っておくことをおすすめします。


パソコンの初期設定はとにかく時間がかかる

パソコン設定サービスだと簡単。

いかがでしたでしょうか。
今回は11項目の初期設定を紹介しましたが、実はPCによってはMicrosoftアップデートなどまだまだ残っている設定があります。
パソコン起動時に行う最初のOS初期設定以外に、アップデートやセキュリティ対策方法の質問をしても、あまりに時間がかかる事と内容の複雑さや質問者の知識がどれほどあるかが分からない事から「設定は機種によって違うからマニュアルを見て。」とか、「画面のウィザード通りにやれば誰でも出来る。」などと適当な返事をされてしまう事が多いのです。

また初心者の方にとって危険なのは、実際にマニュアルやウィザード通りに進めると、10分程度で本当にPC初期設定が全て終わったかのように見える事です。

実際には機種ごとのOS初期設定しか終わっていないのでウイルス対策など、その他に行う設定は沢山残っているので注意しましょう。
初心者目線で考えてくれる本当に詳しい人ならば、これ程面倒な作業を決して簡単とは言わないでしょう。
「最近のパソコンは説明書に全部かいている」と言う人も多いですが、これも間違いです。

説明書に書かれているものは、各メーカー毎に異なる一番初めの初期設定や、各メーカー独自に提供したソフト関連がメインで、最も重要なセキュリティ保護関連等は基本的に書かれていません。


「最近のPCはウイルスソフトがついているので何もしなくていい」という方もいますが、これも違います。
初めからついてくるウイルスソフトは、あくまでも試供版です。
1ヶ月~3ヶ月で期限が切れてそれ以降は危険な状態になるので、必ず更新するか別のソフトに切り替える事を忘れないでください。


友人や知人にPCの初期設定を頼むのは危険!

Windows11の初期設定では個人情報やパスワードなど重要な情報を入力するので不安要素が残ります。
友人・知人が快く引き受けてくれても説明書に書いているWindowsの初期設定しか出来ていない事や、高速化ソフトといってソフトを入れられ、実はウイルスだったという事もあるようです。
心配な時は初期設定業者がおすすめ

初期設定をやっている人からすると親切心ですが不安が残る事と後々のサポート面を考えると、多少詳しい程度の友人に初期設定をやってもらう事はおすすめしません。

もしもパソコンに精通している知人や家族がいた場合であればお願いする事も一つの方法ですが、時間がかかるので気を遣う事になったり、後々のPCトラブル時に毎回相談するのも大変だと思うので、自分で出来ない場合は購入店や専門店などで依頼する方が良いでしょう。


パソコンの初期設定についてまとめ

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